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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第76章 バスローブをとると
「あー、遅いなぁ・・・いつまで化粧してるんだか・・・?」

秋生がみんなの心を代弁するかのように、声を出した。

「もう、消しましょう・・・どうせ、頭に入ってこない・・・。」

新藤さんが僕の予想通りに呟きながらリモコンを操作すると、リビングの中は暗くなった。

薄暗いリビングのソファーに、男達が手持無沙汰で待っている。

もどかしくも焦れったい時間を共有している。

僕は、不思議な連帯感を覚えていた。

四人の中で何か友情のようなものが、芽生えているような気がしたのだ。

これから、それぞれの妻達とセックスをする。

異常な行為を僕達は容認し、歓びを分かち合うのだ。

薄闇の中、僕はある種の幸せを感じていた。

今の、この時間、この空間、この仲間達が愛おしく思えたから。

「うっ・・・。」

照明がつき、僕達は目を瞬かせた。

「フフフッ・・・・。」

かおりさんが含むような笑みを浮かべ、歩いてくる。

バスローブから長い足を覗かせ、その後ろに三人の天使達が続いている。

それぞれが美しく、妖しい微笑みを投げてくる。

男達の喉が同時に上下した。

横に並んだ四人は腰に手をあて、ポーズをとっている。
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