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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第86章 並んでバックから2
「いいっいいっ・・・裕君っ・・・凄く、いいよぉ・・・。」

振り向き声を絞り出す仕草が、僕も凄く嬉しかった。

「好きだっ・・・かおりっ・・・かおりっ・・・好きだぁっ・・・。」

叫ぶ僕の声に、桜さんの両目が開き潤んだ瞳が見つめているのが分かった。

「ああっ・・・ああっ・・・・・あっ・・・あっ・・・・。」

秋生の腰のうごきのまま声を出しながら、視線は僕を捕らえ、動かない。

僕もジッと見つめ返し、更に声を張り上げた。

「好きだっ・・・好きだっ・・・おおっ・・・・好きだぁっー・・・。」

「ああーっ・・・ああああーっ・・・・。」

あまりの激しい動きに、かおりさんは何度も叫びながらのけぞらせている。

ギュッと締め付けるヴァギナが絶頂に達していることを伝えてくる。

「好きっ・・・ああっ・・・・いいっ・・・好きっ・・・好きぃっ・・・。」

桜さんも僕を見つめながら、愛の言葉を絞り出している。

僕達は心の中でスワッピングしていた。

その複雑な不条理さが、更なる興奮を呼んでくれるのだ。

それは8人全員の気持ちなのかもしれない。

何故なら、秋生も藤本さんの視線も、目の前で犯される妻と同時に射精したばかりの元のパートナーの顔を行き来していたのだから。

こうして並んでバックから犯すことで、新たな事実が浮き彫りになった。

スワッピングは無限の可能性を秘めて、僕達を想像もつかない官能の渦に巻き込んでいくことを。

スワッピング初日、三人目のパートナーとのセックスで僕はそのことを知った。

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