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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第17章 その後

半年後、僕たちは身内だけのささやかな祝言を挙げた。
聡子の花嫁姿が早く見たかった僕は
いそいそと花嫁控え室に顔を出した。

「あら、健一くん、フライングじゃない?」
聡子のお母さんが僕をたしなめたけど
僕はお構いなしに聡子に近づいた。

背が小さくて童顔の彼女は
まるで高校生がウェディングドレスを着ているようだった。
「ここは花嫁の控え室だぞ」
聡子のお父さんが口をへの字にして僕に近づいてきた。
「娘を盗みやがって!この野郎!一発殴らせろ」
こんな情けない男に嫁がせるんだから
怒るのも無理はないなと、僕は「どうぞ」と覚悟を決めて歯を食い縛った。

だけどパンチの変わりに僕を襲ったのは
お父さんの熱い抱擁だった。
「娘を幸せにしろよ」
そう言って僕を抱きしめながら号泣した。

仲人は文恵叔母さん夫妻に頼んだ。
教会で夫婦の誓いのキスをする僕たちを見て
叔母さんが聡子のお父さん以上に涙を流してくれた。

「ありがとう、叔母さん…
僕たち、幸せになります」
そう告げたかったのに僕の股間に激痛が走って悶えてしまった。
「お母さんを苛めるな!」
息子の朗(ほがらか)の蹴りが、
ものの見事に僕のペニスを捉えたからだった。






あとがき

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

思春期の男の子って誰しも年上の女性に憧れる時期があるかと思います。
そんな、甘酸っぱい青春を描いてみたかったのですが、
いかがでしたでしょうか?

今後の制作の参考にしたいので
もし、よろしければご感想なりいただければ幸いです。

ほーちゃん

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