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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第6章 クラスメート
「い、いえ!僕もさっき来たとろろですから」
あちゃ~!緊張して咬んじゃったよ。
「お手紙のお返事ありがとうございました
まさかOKしてくれるとは思っていなかったので
ホントにビックリしちゃいました」
「僕の方こそ驚いたよ
でも、ホントに僕でいいんですか?」
「うん♪
宮下くんは私の理想のタイプなんだもん」
それから僕たちはとりとめのない会話をし続けた。
夕日が沈みかける頃、見回りの先生がやって来て
「こらこら、下校時間はとっくに過ぎてるぞ」と
帰宅を促された。
「ねえ、今度の土曜日にデートしましょうよ」
校門を出てもまだまだ話したりないとばかりに
彼女はデートの誘いをかけてきた。
「じゃあ…映画でも見に行く?」
これといった場所が思い付かないので
咄嗟に「映画でも」と言ってしまった。
「うん、行く行くぅ~」
「じゃあさ、LINE交換しようよ」
ほら、これが僕のQRだよと彼女に見せた。
僕のスマホに彼女が自分のスマホをかざすと
なんとも心地好い音がして僕らのLINEは繋がった。
「宮下くんと知り合えて
なんだか学校生活が楽しくなりそうよ」
三叉路で二人が別々の方向に歩き出す際に
彼女がそう言って背伸びをしながら僕の頬にキスをした。