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第5章 Day 4-1

約束の日。

胸騒ぎが治らない。

あまり張り切りすぎない程度に身なりを整えるも、メイクは大人の色香を湛えているようにも思えた。

「ホテル……行きましょう」

前回の最後に洋介は提案した。

ホテル……という響きにドキドキを抑えられない。

「本当に私で良いの？」

牝猫が何を今更と言われるだろうが、歳の差を気にしないわけではない。

「真子さんが良いんです」

その言葉に堕ちた。。。