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好きになってくれてありがとう
第11章 家族に報告


どうやら私が昨日意識を飛ばしたあと彼は私の下着を部屋にあった洗濯機で洗ってご丁寧に干してくれていた。


シャワーを浴びて下着をつけて洋服を着て翼さんのもとに戻る。


「どうしよう。メイク道具持ってきてない…」

「あー、下にコンビニあるけど買いに行くか?」



緊急事態だからとりあえずファンデーションとアイブロウだけ買いに行くことに。

ちゃんと私服を着た翼さんも着いてきた。


コンビニは誘惑が多い。
コスメを手にぐるっと何となくまわっただけなのに新発売!とかいてあるスイーツが目にとまる。

食べたいけど朝からは…と自分と格闘していると翼さんは躊躇することなくカゴに入れる。


「食べたいなら買って病院に持っていけばいい。お母さんと食べれられそうなら食え。」

新発売スイーツとコーヒーやお茶などたくさん入っている。
レジに並んですべて翼さんが支払いをしてくれた。

「お金払うよ!」

「いらない。ってか結婚したら管理よろしくな。」


決して無駄な買い物はしないはず!と勝手に決めて私は適当に、はいはーい。と返事だけしておいた。


翼さんは笑ってちゃんとしてくれないと豪遊するかもよー、なんて笑っている。



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