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好きになってくれてありがとう
第4章 元カレ襲来



「お前も気持ちよくなるんだからお互いにとっていいことだろ?」

そう言って私の中に指を入れてくる。
けどこんな状況で濡れるわけもなく痛いとしか思わない。


「ね!ほんとに痛い。やだ!入れないで!!」

「濡らせよ。じゃないと突っ込まれて痛いのはお前だ。」

「いや、私達は終わったの。」

「ごちゃごちゃうるせーな。濡らせないなら舐めてやるよ。」


嫌だ。気持ち悪い。



部長…助けて!!


私はこのときスマホを通話にしたままなことを忘れていた。


そして卓也が体を離し下着に手を掛け下ろそうとしたと同時にある人の声が聞こえた。



それは部長だった。


「月島!」

声がしたと同時に卓也が突き飛ばされた。
そして優しく包み込まれて涙が止まらなくなった。


「慶太、ちょっとこいつ捕まえといてくれ。」

「はいよー。車に遠藤がいるから。」

「分かった。月島を預けてくる。」



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