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好きになってくれてありがとう
第7章 気持ちの変化


寝室に行き大きなベッドに入れられてふかふかの布団をかけてもらった。

そんな私の真後ろに部長の気配を感じていた。


どうしてか上がってしまった体温にツルツルとした感触のシーツは心地が良かった。


「そっち行っていい?」

部長は私の返事を待つまもなくそしてこっち来るんじゃなくて私を引き寄せた。

少し距離をとっている間もドキドキしていたのに引き寄せられて部長と密着すると自分の中で鼓動がうるさく感じてしまった。


「ちょっ、っと待ってください!離してくださいー!」

「無理やな。」

「こっちが無理ですー!」

抜け出したくても部長の腕が私をがっちりホールドしているため離れることもできない…

「なぁ、月島。この前の話考えてくれたか?
俺は大切にしたいからついてきてほしいんだけど。」

そう、付き合ってほしいと言われたけど卓也と別れたばかりだったなら返事をしていない。
今もそんなにじかんが経ったわけじゃないけど確実にあの時よりは部長に気持ちがあることは確かだ。



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