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一週間の罠
第2章 あと7日(金曜日)
「頼子、一週間後の今日に、しよう」
トオルの言葉に私は、心が弾んだ。
お互い大学生になったらセックスしようと、約束していた。
そして2人ともそろって同じ大学の同じ学部に合格し、この4月を迎えた。
今年の4月はいつもの年と違い季節外れの高温で、セックスをするには最良の環境だった。

今日は、4月8日金曜日。大学の入学式の日。
一週間後は、4月15日金曜日である。
セックスをする場所は、街のシティーホテルと決めてある。好みの部屋を選び、予約も済ませた。チェックインは夕方5時で、2泊3日を予定している。
トオルと3日間、ぞんぶんにセックスを楽しむつもりだ。
トオルとは、ゴム無し中出しで全セックスをする約束もしていた。

入学式の後、トオルとカラオケデート。
歌いながら軽く口づけを交わしたりして、楽しく過ごした。
トオルの手のひらがスカートのおしりに伸びてきて、私は喜んだ。
「うれしい♡」
しかしトオルは、悩ましい表情をして苦しそう。
「頼子と、めちゃくちゃセックスしたい」

お互い、入学したらすぐにセックスしようと言っていたが、リアルに入学してみると履修届の提出、学費納入手続き、教科書購入など非常に多忙なことが分かった。
講義によってはあらかじめ課題が出されていて、それをしていないと出席と認めないというのもある。特にトオルが履修予定の講義では、そういうものが多かった。私の場合は、そういう課題のある講義はまったく無い。
一週間の猶予を決めたのは、そういう理由からだ。

トオルと夕食をとり、そして別れ際、物陰で情熱的なキスを交わした。
トオルの両手指が、服の上から私の胸を揉みしだいてくる。
「頼子の乳房を吸いたいッ」
トオルが必死に性欲を耐えていた。

帰宅した私は、自室に入ると服を脱いで全裸になった。
「トオル~♡トオル~♡トオル~~~ッ♡」
カラオケルームで触られたおしり、物陰で揉みしだかれた胸。
トオルの手のひらの感触がまだ残っていて、私は身悶えした。
指がクリトリスに触れた。
「トオル♡セックスしてッ♡セックスしてッ♡トオル♡トオル♡」
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