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女たちは生きる
第9章 雪乃
比嘉はトイレ前以外でも雪乃と出逢っていてる いや~見ているが正しいな
雪乃は声が大きい
あれは内緒話が出来ない
俺は声の主が気になり見に行った事
が数回あった
ハキハキとしたもの言いに
可愛い声と可愛い顔
離婚話も進んでいた比嘉は
気になる女性になっていた
彼女と話すと魅了されるらしい
自分の上司がそうだ
結局企画を手伝う事になった比嘉は嬉しい限りだった
雪乃は何も言わず比嘉を鑑賞中
離婚したとは言え結婚してこの顔と暮らせたなんて!贅沢極まりない!……なんだよ
美しい!
でも離婚の原因はなんだ?
「この際~聞いてもいいでしょうか?」
なんだなんだ?来るぞ~離婚の原因か?
「原因?聞きたいの?」
思いっ切り何度も頷く雪乃が面白くて仕方ない
「まあ大学一年から付き合って卒業と同時に結婚して三年目にして離婚
会話なしセックスレス二年間
お互いに興味ない……夫婦でいる意味あるのか疑問が沸いたんだよ
俺の方が離婚話を持ち出したんだ」
雪乃はボソッと呟いた
「なんで結婚為てんですかね
同棲でも良かったのに
判りませんけど 良くは判らないけど匂いはあったのかなぁと思ったりして……」
比嘉は怪訝な顔で雪乃の顔を見る
「え~まあ匂い~自分の感覚です
そこは認めないと
感じる違和感とか白々しさとかですよ
それを見て見ぬ振りすると
結構後から拙い事になったりしません? 仕事とかでもありますよね
だからね 竜さんたちもそんなことあったのかなぁって思ったりして」
比嘉は何かモヤモヤしていた
判るような気はするがハッキリあの時とかは言えないのだ
「思い込みとか常識とかね捨てないと……一概にはいえませんけど~」
「今は そうだねとは言えないけど
もう少し時間が経つと判るのかも」
雪乃は首ををすくめて
「自分自身正直に生きないと辛いですよ」
でも……良かったと思うなぁ
これも一概には言えないけど
竜さんたちにはよかったりして
これから運命的な出逢ありますから」
いやいや何を正直に?
「俺の話はもう良いよ!ねっ
今度は雪乃さんのトピックスお願い」
雪乃は笑顔もなく話し始めた
「私のトピックスはですねぇ
その前に質問していいですか?」
比嘉が頷くと
「僕のこと好きですか?」
「うん!好き……へっ?僕?」
「そう!僕雪乃です」
暫し言葉を失う比嘉……だった
雪乃は声が大きい
あれは内緒話が出来ない
俺は声の主が気になり見に行った事
が数回あった
ハキハキとしたもの言いに
可愛い声と可愛い顔
離婚話も進んでいた比嘉は
気になる女性になっていた
彼女と話すと魅了されるらしい
自分の上司がそうだ
結局企画を手伝う事になった比嘉は嬉しい限りだった
雪乃は何も言わず比嘉を鑑賞中
離婚したとは言え結婚してこの顔と暮らせたなんて!贅沢極まりない!……なんだよ
美しい!
でも離婚の原因はなんだ?
「この際~聞いてもいいでしょうか?」
なんだなんだ?来るぞ~離婚の原因か?
「原因?聞きたいの?」
思いっ切り何度も頷く雪乃が面白くて仕方ない
「まあ大学一年から付き合って卒業と同時に結婚して三年目にして離婚
会話なしセックスレス二年間
お互いに興味ない……夫婦でいる意味あるのか疑問が沸いたんだよ
俺の方が離婚話を持ち出したんだ」
雪乃はボソッと呟いた
「なんで結婚為てんですかね
同棲でも良かったのに
判りませんけど 良くは判らないけど匂いはあったのかなぁと思ったりして……」
比嘉は怪訝な顔で雪乃の顔を見る
「え~まあ匂い~自分の感覚です
そこは認めないと
感じる違和感とか白々しさとかですよ
それを見て見ぬ振りすると
結構後から拙い事になったりしません? 仕事とかでもありますよね
だからね 竜さんたちもそんなことあったのかなぁって思ったりして」
比嘉は何かモヤモヤしていた
判るような気はするがハッキリあの時とかは言えないのだ
「思い込みとか常識とかね捨てないと……一概にはいえませんけど~」
「今は そうだねとは言えないけど
もう少し時間が経つと判るのかも」
雪乃は首ををすくめて
「自分自身正直に生きないと辛いですよ」
でも……良かったと思うなぁ
これも一概には言えないけど
竜さんたちにはよかったりして
これから運命的な出逢ありますから」
いやいや何を正直に?
「俺の話はもう良いよ!ねっ
今度は雪乃さんのトピックスお願い」
雪乃は笑顔もなく話し始めた
「私のトピックスはですねぇ
その前に質問していいですか?」
比嘉が頷くと
「僕のこと好きですか?」
「うん!好き……へっ?僕?」
「そう!僕雪乃です」
暫し言葉を失う比嘉……だった