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4.5畳の遊び場
第1章 はじまり
「大人しくできんじゃん。」
ふ、と笑った奏人は、ゆっくりと彩花の体をなぞる。肩から腹を数回往復した後に、首元のシャツのボタンをひとつ、ぷつりと外した。
彩花はどこに視線をやればいいかわからず、ふいと顔を背ける。
視界に入るのは奏人の部屋。
二人きりの4.5畳の遊び場だ。
さっきまで背を合わせて座っていたクッション、机、乱雑に脱ぎ散らかされたスリッパ。
全てが日常で、それなのに、この状況だけが非日常で。
気がつけばボタンは全て外されて、日に当たっていない白い肌となんとなく1番上にあったから着けてきた下着が露わになっていた。
奏人はというと、初めて見る同世代の女性の身体から目が離せなかった。特に自分にはない二つの膨らみを、意識せずとも見てしまう。
淡い水色に白のレースが映える。まじまじと観察していると、
「…見過ぎ。」
怒られてしまった。
「だって、見たことねぇもん。」
「………ふーん、ないんだ、」
魅力的なその膨らみに、吸い寄せられるように手を置く。軽く、できる限り優しい力で揉んでやると、柔らかな感触が手に伝わる。
思わずうわ、と声が出る。
女の人の胸って、こんな感じなんだ。
さっきまでの余裕はどこへやら。
奏人も指先が震えるほど緊張している。ここから先は、奏人だって初めてだったから。
二人の緊張がお互いに伝わって、布の擦れる音や、呼吸音が、煽ってるかのように感じた。
「ん、」
声を漏らしたのは彩花だった。
間食を楽しんでいた奏人が、思い立ったように膨らみの先端を摘んだ時。
彩花は恥ずかしそうに顔を赤らめて、ばか、と一言呟いた。
ふ、と笑った奏人は、ゆっくりと彩花の体をなぞる。肩から腹を数回往復した後に、首元のシャツのボタンをひとつ、ぷつりと外した。
彩花はどこに視線をやればいいかわからず、ふいと顔を背ける。
視界に入るのは奏人の部屋。
二人きりの4.5畳の遊び場だ。
さっきまで背を合わせて座っていたクッション、机、乱雑に脱ぎ散らかされたスリッパ。
全てが日常で、それなのに、この状況だけが非日常で。
気がつけばボタンは全て外されて、日に当たっていない白い肌となんとなく1番上にあったから着けてきた下着が露わになっていた。
奏人はというと、初めて見る同世代の女性の身体から目が離せなかった。特に自分にはない二つの膨らみを、意識せずとも見てしまう。
淡い水色に白のレースが映える。まじまじと観察していると、
「…見過ぎ。」
怒られてしまった。
「だって、見たことねぇもん。」
「………ふーん、ないんだ、」
魅力的なその膨らみに、吸い寄せられるように手を置く。軽く、できる限り優しい力で揉んでやると、柔らかな感触が手に伝わる。
思わずうわ、と声が出る。
女の人の胸って、こんな感じなんだ。
さっきまでの余裕はどこへやら。
奏人も指先が震えるほど緊張している。ここから先は、奏人だって初めてだったから。
二人の緊張がお互いに伝わって、布の擦れる音や、呼吸音が、煽ってるかのように感じた。
「ん、」
声を漏らしたのは彩花だった。
間食を楽しんでいた奏人が、思い立ったように膨らみの先端を摘んだ時。
彩花は恥ずかしそうに顔を赤らめて、ばか、と一言呟いた。