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第7章 崩壊

「はぁ…はぁ…あっきーの意地悪…ちゅっ。」
トロンとした目でこちらを向きつつ、ペニスにキスをする華。

「ねぇ、あっきー…。挿れて…？」
『…挿れて欲しいの？』

その一線を越えてしまえば、本当に戻れない。
薄皮1枚残った最後の理性が、自分にも言い聞かせるように尋ねる。

我ながら最低だ。
お互い既婚者でありながら華に問いかけて…自分は悪くないとでも言いたいのか。
同罪だ。いや、俺の方がタチが悪い。










「…うん。あっきーが欲しいの。」


俺はゆっくりと華を仰向けにしてキスをしながら枕元にあるコンドームを取った。


間が切れないようにクンニしながらコンドームを装着し、亀頭をクリトリスに擦り付ける。
既にトロトロのそこからはぬちゃぬちゃと厭らしい音がして興奮が煽られ、早く奥まで繋がりたい気持ちが噴火しそうな程だった。

「んっ…早く…ちょうだい？あっきー。」
『あぁ。挿れるよ…華。』




押し広げる陰唇、膣口、膣壁まで味わうように、ゆっくりと腰を沈めていく。

「ん…んんんっ！」

すると亀頭全体が入ったところで華の脚がからみつき、お尻を掴まれ、ぐいっと引き寄せられ、一気に膣奥へと誘われた。