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第1章 御曹司という人

するとドアを叩く音がした。

「はい。」

ドアを開けると東村さんが、立っていた。

「今日はご苦労様でした。浴室を案内致します。」

「はい。」

部屋を出て、１階の奥に行った。

そこに浴室と書かれた場所があった。

「ここを使って下さい。」

「有難うございます。」

私は東村さんにお礼を言うと、早速自分の部屋に行って、シャワーを浴びる準備をした。

シャンプー、トリートメント、ボディソープ。

バスタオル類を持って、さっきの浴室に行く。


中に入ると、なかなか広い。

「うん。気に入った。」

男子用と女子用があって、私は女子用に入った。

中の棚には、一人分の荷物があった。

あれ？私の他にも、誰かメイドとして働いてるのかな。