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ムッツリ最高
第18章 エピローグ
 どれくらいだっただろう。

 私は、気がつくと、ベッドにいた。
 部屋の窓からは、白んできた空が見える。
 横を見ると、彼が片肘をついてそこに自分の顎を乗せながら、私を見つめていた。目覚めた私の頬にかかる髪を耳にかきあげながら、優しい瞳で囁く。

気を失っていたね・・・
イキ狂う鈴音も、最高だった・・・

 そして、私の頬にキスをする。
 そのまま、彼は、私の上に乗り、耳や首筋にキスをしながら、胸を優しく揉み始める。全てが、優しい愛撫だった。
 目覚める前の、激しさが嘘のような優しさ・・・。

 彼の唇が優しく私の乳首を啄み、優しく首や耳を撫で回し、そのまま、膝の間に入っていく。
 優しい舌が、まだヒリヒリしているクリトリスを柔らかく舐め回し、私を幸せな快感に導いていく。
 私は彼の髪の毛を弄りながら、腰をゆっくり円を描くようにグラインドした。

はあんっ・・・

 私が彼の優しい舌の動きに、首をのけぞらせた時、彼は私の膝の間に自分の体を入れ込み、私の濡れ始めた膣穴に肉棒をそっと差し込んだ。
 本当に、そっと、ゆっくりと。
 そして、私に、優しい口づけをしながら、ゆっくり、深く、差し込んでくれる。

ああっ・・・

 一番気持ちのいいところに、彼のしなやかなペニスが擦りつくように当たり、私は、スローダンスを踊るように腰を蠢かす。
 彼が私の掌に自分の掌を乗せ、指と指を絡ませて繋ぎながら、優しいキスをして、そして深くペニスを擦り付けてくれる。

 幸せな、幸せな、SEX・・・
 私は、なぜか、涙を流しながら、彼に囁く。

気持ちがよくて・・・堪らないの・・・何時間でも・・・こうしていたい・・・

 彼が、嬉しそうに頷きながら、私の涙を啜ってくれた。
 彼の優しい瞳に、私はなおも告げる。

あなたとなら・・・どこまでも・・・どんなことでも・・・できる・・・して欲しいの・・・ずっと・・・

 彼は、腰をゆっくりと動かしながら、またキスをして、言ってくれる。

いつまでも・・・幾つになっても・・・ムッツリな二人で・・・いやらしいことをしていよう・・・

 私たちは、また、舌を絡めながら、お互いの腰を蠢かす。
 私は幸せで、心から、この出会いを奇跡と感じながら、また快感に溺れ落ちていった・・・。

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