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ムッツリ最高
第3章 出会い
 まさか???

 恐る恐る開くと、t-Kさんからのメッセージだった。心臓の音が激しく高鳴った。

"読んでくれてありがとう。
僕も、普段は大人しく、地味な男です。
お互い、妄想に苛まれる、むっつりなのかな。
むっつりな男は、お嫌いですか??"

 心がときめいて、私もすぐに返信を打ってしまう。

"いいえ、むっつりな男性は、最高だと思います。特にt-Kさんの小説に出てくるような、たくさんいやらしいことを考えてもらえるのは、とても嬉しいです。"

"むっつりが、最高って言ってくれるなんて、可愛い人ですね。
君は、投稿はしてないの?"


恥ずかしい。でも、私のこの、奥にある劣情を彼に押し広げて見せてみたい。

 しばらく躊躇ってから、私は拙い自分の投稿を彼に伝えた。

 私の妄想をないまぜにして、下着をつけずに満員電車に乗る女の話や、幼馴染に激しく犯される話、年下の同僚に職場で迫られる話・・・。ベルという名で、短いものをいくつか投稿してきた。

 でも、彼に教えた途端に本当にたまらなく恥ずかしくなり、つい、付け加える。

"全部、つまらない妄想で、ただ頭の中で、悶々と想像してしまうことを書き連ねただけなので、本当に恥ずかしいです。"

 彼からの返信は、もうなかった。

呆れられたのかも・・・なんて事してしまったんだろう・・・。

 そして、次の日は土曜日だった。
 私は昨日の夜、後悔に苛まれながらも、彼のことをさまざまに妄想し、自分を散々に弄り、果てたまま眠りこけていた。
 胸ははだけ、下半身は裸のままだ。
 起き上がると、愛液が膣奥からドロッと流れ出る。

ああ、なんて、はしたない・・・。
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