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ムッツリ最高
第11章 私を清めてくれるもの

 彼が、私を、もう一度後ろからギュッと抱きしめ、腰の動きを速める。
 彼の息が早まるのがわかる。
 


出すよ・・・鈴音の、この、むちむちの太ももに・・・出すよ!


 
出して・・・出してください・・・あなたの、もので、私を、清めて・・・。
 


うぅっ・・・ふっ!
 


 彼のペニスが、私の太ももの間でびくびくする。暖かいものが太ももに放たれる。
 
 あの時は、いやで、気持ち悪くて、悲しかったのに・・・。隆さんの精液が私の体にほとばしると、その嫌な思い出を清めてもらえるようで、彼の精液を全身に塗りこんでさえしまいたいと思った。
 
 私の首元で、まだ少し荒い息をしながら、彼が言う。


 
さあ・・・一緒に、シャワーを浴びよう・・・。


 
 彼に手を引かれ、浴室に入る。
 彼は、私を暖かいお湯で流すと、丁寧にボディソープを泡立てて、全身を洗ってくれる。
 


ほら、もう、鈴音の体は、全て、綺麗になったから・・・。


 
 私は、そっと、彼に抱きついて、さっきの気持ちを告げる。
 



あのね・・・さっき、隆さんが、私に、精液をかけてくれた時・・・、私、清められるような気持に、なったの・・・。身も、心も。全身に、あなたの精液を、塗りこみたいと思ったの・・・。


 
 彼は、私を抱きしめて、優しく口づけしてくれた。その瞳には、涙が浮かんでさえいるように見える。
 


 僕の鈴音・・・。
 
 暖かい、シャワーの湯気の中、私は本当に身も心もほどけて、幸せでまた、泣いていた。

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