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親友の旦那さんは今日も絶倫
第4章 4
目を開けると、僅かに開いたカーテンの隙間から、白い光が部屋に差し込んでるのが見えた。
どうやら気を失ったみたいに、そのまま眠ってしまったみたい。
バスタオルの上に裸のまま寝ていた。
でも、これから私……私たちどうなるんだろう?
起きてすぐ思ったのはそんなことをだった。
彼の言葉を思い返す。
「俺のこんなとこ見せたの楓ちゃんだけだよ……好きだよ……楓ちゃん……もう離れられない……」
まだ力の入らない身体を腕で支え起き上がった。
私のお腹の中にまだ彼の形が残ってるような気がする。
お腹を上から擦るように押す。
私の中から彼のが出てくるのを感じた。
あんなにいっぱいしたからから……。
そのとき隣の部屋から声がした。
「大丈夫じゃないって……いやんっ……聞こえちゃうから……絶対楓もう起きてるから……だめだって、どうしたの、洋斗……昨日から変よ……いあんっ! こんな明るいのに、そんなっ!」
昨日の夜と同じように綾音の拒否と喘ぎの声交互に家中に響いてる。
「いやっ! 私、上になるの嫌なの!」
「いいからっ!」
「私上手く動けないの!」
「いいから、ほらっ!」
激しくベッドが軋む音。
「ああ、いい! 今日はいいよぅ、洋斗。イっちゃう! もうイっちゃう!」
「綾音! イクぞ! 綾音! 出すぞっ!」
彼の声が聞こえた。
「来てっ! 洋斗! 一緒に! あーっ! 洋斗ーっ、だめっ! イクぅーっ!」
「あーっ! 綾音ーっ!」
そのあと彼の野太いうめき声のようなものが聞こえた気がした。
私の中で脈動が始まった気がした。
そのとき浮かんだのは、洋斗の苦痛に耐えるような顔と、女の幸せを感じ、彼の上に倒れ込む満足げな綾音の顔だった。


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