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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第20章 名刺入
「いけないっ・・・」

慌てて拾っていくと、その内の何枚かに色が付いていたり角が丸くなっている物が混じっているのに気がついた。

明らかに風俗関係の物もあった。

恵の顔に血が昇った。
興奮しながらよく調べて見ると、かなりの枚数があった。
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