この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第58章 真夜中の恋人達
※※※※※※※※※※※
コリコリと小気味良い音を立てている。
男の箸の動きは止まる事無く、次々とテーブルの上のオカズや漬物を消していく。
その向こう側で幸せそうに微笑みながら、天使が頬杖をついている。
「フーッ・・・美味かった」
男は満足した表情で箸を置くと、女に笑顔をお礼に返した。
「良かった・・・美味しかった?」
「ああ、最高や・・・」
二人の視線が重なっていく。
さっきの唇の余韻が、女の頬をまだ赤くさせていた。
コリコリと小気味良い音を立てている。
男の箸の動きは止まる事無く、次々とテーブルの上のオカズや漬物を消していく。
その向こう側で幸せそうに微笑みながら、天使が頬杖をついている。
「フーッ・・・美味かった」
男は満足した表情で箸を置くと、女に笑顔をお礼に返した。
「良かった・・・美味しかった?」
「ああ、最高や・・・」
二人の視線が重なっていく。
さっきの唇の余韻が、女の頬をまだ赤くさせていた。