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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第10章 残像2
「いや・・・だ・・・・」

無意識に出た声に顔を上げると、ソファーに投げ出されたままの雑誌が目に入った。

官能にむせぶ女性の挿絵が心に迫る。
雑誌を取りページをめくると恵の手が止まった。

その話のヒロインであろうか、口を半開きにした切ない表情のアップになっている。

ハァ、ハァと荒い息の描写と共に
指が光るコックを握っている。
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