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レスさんとシンママちゃん【完結】
第11章 シンママちゃんとカップルシート

出張まであと数日と言う週末


週末のほとんどは売り上げ規模の大きい店をまわって季節品の動向やら、新商品の問題点などチェックしていきます


特に週明け月曜日からは完全閉店のお店の撤去応援に行くので、来週から2週間ほどチェックが出来ません


動きの早い新商品は早めに追加依頼したり、逆にこの新製品は展開初期から動きが悪いとか、なんとなくのポイントを見つけておかないとあとあとついていけなくなります



夕方、ひと通りチェックも終わったのでここのお店から離れます



あとは週明けに本社に書類が届くように事務整理して発送させるため、アキさん、ハルナちゃんが勤務する店へ向かいます



あの店の近くに大きな郵便局があって遅くまで発送受け付けしてくれるので便利なのです



閉店1時間前、書類をまとめるギリギリの時間にお店に到着しました


週末なので夜でも高速道路が混んでいました



「おつかれ〜、ちょっと事務室借りますよ〜」


とボクがお店に入っていったら、ハルナちゃんと高校生の女の子が閉店前のモップ掛けをやっていました



このふたりの勤務という事はアキさんは休みのようです



とりあえず急ぎの仕事を終わらせます


というのもここの店の鍵を持ってるわけではないので、ハルナちゃんたちが帰るとき、当然ボクは仕事途中でも追い出されてしまうからです



まぁ、毎週やっている事なので手際よく済ませます



あっという間に閉店時間になり、以前と同じように高校生の女の子はそそくさと帰ってしまいました



きっと店内のレジでハルナちゃんが締め処理をしていることでしょう



ボクも急いで書類を仕上げていきます



やがて、こちらが封筒を留めたタイミングでハルナちゃんが事務室に戻ってきました



なんとか、間に合いました



「終わった、終わったぁ!」

と首を回しながら事務室に入って来るハルナちゃん



金庫の引き継ぎをしてから、書庫をあけ、入金口用の鍵を取り出してから、エプロンを外します


ハルナちゃんは胸が大きいからエプロンをすると太っちょさんのように見えますが、実際はそんなにぽっちゃりさんではないです



ただどうしても胸の膨らみが大き過ぎて、ふくよかに見えてしまいます



でもエプロンを外したら中からはタイトなTシャツ姿がお目見えしました

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