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レスさんとシンママちゃん【完結】
第12章 出張編 夜の女の子
軽くローションを拭き取ってくれて、身なりを整える
女の子も服を着ていく
再びピピっ!と音がなる
きっとさっきのがプレイの終わる時間
二回目のは完全終了のベルだろう
「あのさぁ、 ボウイの男の子に言って少しだけ安くさせようか?」
と女の子が提案してきた
「それじゃあキミの取り分が減るだけでしょ?
ボクはこれで良いよ?
なんか楽しかったし」
「1回も出してないのに良いわけないじゃん!」
と、何故か女の子のほうがプリプリ怒り出した
ふたりで、並んて狭い通路を抜けていく
待ち合いの椅子が並ぶ入口には次の待ち客たちが並んでる
案内係の男が言ってたように、ここは人気店なのだろう
こんな店いくらでもあったと思うけど、並んで待ってまでここに通うのだから
女の子はボクの肩をつかんで、そこまで見送ってくれました
「来てくれてありがとう、またね」
と言った
最後にゴメンね、と言うと待ってる客や入口のボウイが変に思うから言葉を変えて取り繕ったのだろうか
「うん、ありがとう!とっても良かったよ!」
とボクも合わせておいて、みんなに聞こえるように言った
外に出ると、人はもう閑散としていた
ネオンも少し消えている店もチラホラ
風営法か何かで、こういった店の営業時間が規制されているのだろう
待合室にいた人数より、あの迷路みたいな小部屋のほうが多いので、あっという間に彼らをさばいて今夜は終了なのだろう
人通りの少なくなった交差点まで歩くと、その先に先輩と取引先が待ってくれていた
「ジロウ、ラーメン食べて帰ろうぜ?」
と誘われ近くの屋台に座る
取引先のおしさんは
「ジロウちゃん、どうだった?良かったろ?」
先輩も合わせてきて、
「お前若いからすぐ復活するだろ?
2回戦ぐらい余裕だろう??」
「ええっ!?ジロウちゃん2回もっ!?
そりゃすげぇや!
来た甲斐あったねぇ」
とオジサンふたりの下品な会話に、ボクは正直に言えず「ええ、まぁ」とだけ答えました………