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レスさんとシンママちゃん
第13章 出張編 夜のシンママさん



ようやく動けるようになったのは、自分の出した精液が冷たくなってしまったことに気がついたときだ



ボクはハァハァと息を整えようとするんだけど、うまく制御できない



酸素が吸えない



あるはずの酸素がボクのまわりに無いように思えた



それはタマキも同じだったらしい



崩れ落ちるようにテーブルに身を投げ出したまま動けないようだ



目の前にいるタマキを助けられない、


そんな雰囲気だった




心臓も、肺も、なにもかも許容を超えていた



ああ、ボクはこのまま死ぬんだな、と思った




タマキは助かるだろうか



タマキだけでも助けてあげないと、



彼女には小さな子どもが居るのだから……






ボクは




ボクは




ボクはどうなってもいいんだけど、




でも



せめて今日と同じようなことをアキさんにもしてあげたかった



そして未遂に終わったハルナちゃんにも、ちゃんと出来るところをみせてやりたかった




みんなのおかげなのに……



そんな事を考えていながら、呼吸が収まってくるのをただ呆然として座っていた




なんとか身体が動けることを確認出来るようになってきた




まだ、生きれるんだな、と思った




そうなってくると身勝手なもので、アキさんに会いたかったし、ハルナちゃんにも会いたくなった




そして目の前で足を広げたまま動かなくなっているタマキをどうにかしないといけないと、



ようやく現実感が湧いてきたのでした




ボクはなんとか立ち上がり、タマキの顔を触る




ゼイゼイいってるので、とりあえず生きてる



でも当分動け無さそう



ボクは何とか立ち上がるとあたりを見回し、知らない部屋からティッシュがどこにあるのか探した



でも勝手もわからず、かと言って探し回る体力も無かった



キッチンの横にはドアがあるのでトイレか浴室だろうか


ボクはヨロヨロとドアを開け、トイレに当たったことを喜んだ


ロールを巻き取るのも面倒なので、ロールごと外してタマキのカラダを拭いてやった


もう体液は冷たくなっていた


キレイなタマキの身体を汚してしまって申し訳なく想いながら拭き取ってやった



そしてようやくタマキが動けるようになった……



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