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レスさんとシンママちゃん
第13章 出張編 夜のシンママさん


顔や肩にまで飛び散った精液を拭き取ってやったけど



あとどれくらいあるのかわからないので、諦めた



タマキは無言のまま腕を伸ばしてきたのでボクは頭を近づけてやると、そのまま首にまわしてくれた



ボクは体重をかけないように頭をおろして抱き締めてやる



タマキもボクの首に必死にしがみついて抱き締めてきた



よくみると、また泣いていた




「どうして、泣くの?」




「……わかんない……勝手に出てくるの」



ボクは涙を指で拭ってやると、タマキはベソをかいたような鼻声になった



ボクはタマキに身体を重ねながら頭を撫でてやる



感情がたかぶったままのタマキを安心させてやりたかった




ボクはタマキの頭を腕に包んでやると、それでもタマキはボクの腕の中でずっと泣いていた



もしかしたら



タマキは生きていくことに精一杯で、安心できる時間が一瞬でもなかったんじゃないだろうか


それがいま爆発したんじゃないだろうか


そんなことを勝手に思っていた




「タマキ……ありがとう」



「……なんで? なんでお礼を言うの?」



「いろいろだよ」



「はぁ〜〜、やっぱりわけわかんない……

 これで振り出しよ?

 ……最初に会ったときと同じ、

 エイリアンだわ

 ジロウはなんだかわかんない

 勃たないって言っておきながら、わたしを滅茶苦茶にするし……


 それにしても、すごかったわ


 もう絶対しぬと思った

 何回も思ったの

 でも止めてくれなかった


 もう限界を超えてたのに……


 ひどいわ、こんなことされたら

 もう他の人とできなくなるわ」






「ボクだってそうさ、ちょっと覚悟したもの

 もうダメだって

 それにしてもすごかった

 止められなかった

 ちゃんと最後まで出せたのなんて……、

 セックスでイケたのなんて何年ぶりだろう?」





「………嘘でしょ? 本気で言ってるの?

 お願いだから元ホストかなんかだって言ってよ

 わたし、本気でおかしくなりそうだったのに

 ホントにえっちしてなかったの??」




「うん、だから……ありがとうって言ったんだよ」




ボクはタマキにキスをした……






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