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レスさんとシンママちゃん
第14章 出張編 アスリート

携帯を開くとすでに夜の8時


真っ暗ななか、住宅街の街灯や、家の明かりなどが見えますが、完全に夜です


外を歩いている人も、車が通る音もしません



どこか別世界に飛ばされたような感覚になります



ようやく見慣れた人の顔が近づいてきました



マナミさんです




「起きた?」



「マナミさん!? なんで??」


「……覚えてないの?私の車に乗ったでしょう?
 
 ホテルについたけど全然起きないから連れて来ちゃった……

 とりあえず出れる?」



ボクは助手席のドアを開けますが脚がとても重い


マナミさんは助手席側にまわると手を貸してくれました


と言ってもマナミさんのほうが背が高いので、肩は借りれません

ボクがマナミさんにしがみついてるみたい



「こっちよ」

 と言って連れて行ってもらったのは、小さなアパートでした



2階まで何とか上がって、ようやく辿り着いた玄関にしゃがみ込みます


「靴、脱げる? 手伝おうか?」



「だ、大丈夫です」



ボクは強引に靴を引っぱって脱ぎました


壁伝いに扉を開けるとカーペットの部屋に四角いローテーブル


その上には料理が並んでいました



「ジロウ君、朝も昼も食べてないでしょ?

 簡単なものしかないけど、無いよりはマシよ

 食べていきなさい」




子どもを諭すような口調

情けない




ボクはお箸を取って、いただきました



マナミさんも向かいに座って静かに食べています



ある程度食べたら、身体がだるくなってきました



「どうしたの?もう食べれない?
 気分が悪いの?」




「は、はい、ちょっと横にならせてください」



ボクは完全にグロッキーで倒れ込んでしまいました




ボクが横になっているあいだにマナミさんは残りを食べきり、食事を下げてしまいました




「ホテルに置いて帰ろうかと思っていたけど、連れて来て正解だったわね
 みんな飲みにいってしまって誰も残ってないでしょ」



そう言うとキッチンから洗い物をする音が聞こえてきました


それからはうつらうつらしていて、あまり覚えていません


シャワーの音も聞こえていたような気がします






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