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レスさんとシンママちゃん
第14章 出張編 アスリート


「さてと、わたしは奥の部屋で寝てるんだけど、ジロウ君こっちの部屋でひとりで大丈夫?

 トイレとかひとりで行ける?」




「何とか、頑張ります」



「そんなんじゃダメってことじゃない」



結局マナミさんは奥の部屋に布団をふたつ並べました


布団はもともと子どもさんのものでしょうか?


寝巻きがわりのTシャツはマナミさんのものかな?

このトランクスはどうなんだろう




でも何も聞けず、とにかく早く横になりたいのです




奥の部屋に寝かせてくれて、ボクは横になっていました



マナミさんは隣の部屋でテレビを観ています


ボクがウトウトしていたらマナミさんが戻ってきました


「もう寝た? まだ起きてたの?
 うるさかったかしら?
 さぁ寝ましょう
 夜中にトイレ行きたくなったら遠慮なく起こすのよ?」



マナミさんも隣の布団の中に潜り込みました



ふつうなら寝付けなくて緊張してしまいそうなものですが、やはり疲れ切っていてそのまま落ちるように眠ってしまいました



なんとなく夜中に目が覚めました



気づくとすぐ近くにマナミさんの寝顔が……



さらにマナミさんはボクの手を握っていました


起き上がったらすぐに気がつくように、という事なのでしょうか



ボクも安心して身体の痛みをこらえて、また眠ってしまったのです




気がついたのは明け方頃


なにか、股間に当たっているかのような感覚に目が覚めたのです



それは



マナミさんの指が、ボクの股間に絡みついていました



下着の中で直接握られています



何故かはわかりませんが、


ボクも何も考えられないほどの疲労感と戦いながらマナミさんの寝顔を眺めていました









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