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レスさんとシンママちゃん
第19章 最終章  夫婦ごっこ

もう、ボクたちふたりとも前準備をする余裕がありませんでした




ボクは自分のみなぎったモノを掴み、


アキのアンダーヘアーをかき分け、


グリグリと押し当てて、


押し当てて、


押し当てて、



推し進めていったとき




アキは苦悶の表情で眉間にシワを寄せて苦痛に耐えるような表情をしました



「い…………イタい………かも」



彼氏さんと数ヶ月、もしくは1年くらいはセックスレスだったアキの大事な場所はまだ受け入れられる状態ではなかったようです



ボクの先端だけがアキの複雑な場所に潜り込もうとしていたとき




突然、騒がしい声が聴こえてきたのです




隣の部屋か、もしくはそのもうひとつ隣の部屋の宿泊客がボクらと同じように夕食後の露天風呂を楽しもうと外に出てきたようです



「うわぁ、すごーーい!」

「ほら、来て良かったじゃん?」

「部屋風呂の露天もいいわねぇ!」



数人の女性の嬌声が聞こえてきました

大学生なのか、OLさんなのかわかりませんが若めの女性の声で、3人か4人くらいの投宿のようです



ボクたちはハッとして一瞬身体を固くして動けないでいました


さすがに竹垣の仕切り越しに性交するわけにはいきません



でも



ボクは高ぶってしまった烈情をひっこめることができずにいまだ推し進めようとしてしまいました



アキは自分の右手で自分の口元をガバっと押さえて声が漏れないようにしました

そして左手でボクの胸を押して「推し進め」て来るのを阻止しようとしてきました



ボクのほうも余裕がなく、緊張した顔持ちだったと思います


アキはボクの顔を見ながら頭を左右にブンブン振って、ダメダメ!といったジェスチャーをしてきました


それでも


ボクは離れられなかった



もうここまで来ていて、今さらリセット出来ません



竹垣の仕切りの向こう側では数人の女性客がきゃあきゃあ言いながらお湯に浸かろうとしています



その特殊な状況に、ボクも引くに引けなくなってしまってました




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