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第20章 エピローグ

アキさんとの一泊二日の温泉旅行から戻ってきてだいたい１ヶ月後

正式に配属の異動の辞令がおりてきました



とうとう来たか、という感じです



ちょうどその頃、アキさんたちのお店のオーナー店長のほうも副業のほうが落ち着いたらしく、今は真面目にお店に出ています


アキさんは嫌がっていましたが



しょっちゅう顔を合わせていたアキさんとハルナちゃんですが、今では月に１回か２回程度しか会わなくなってきたタイミングでの異動の辞令でした


ある意味ちょうど良かったのかもしれません



と言っても……




お店では会わなくなっただけのことで

実はこっそり外で会っていました




そりゃあれだけ仲が良くなれば、そうなりますよね



アキさんとの夫婦ごっこはあの旅行で終わりましたが

なんてことはない

１週間にアキさんの方からお誘いデートがあり、


ちゃっかりボクたちは秘密のデートを続けていました



普段は夜の時間に会ったり、

休みが合えばお昼から一緒に出掛けたり、




ショッピング、映画館、道の駅までのドライブなどのデートを重ねては、その日の終わりはいつもの駅前のラブホテルへ通っていました




ハルナちゃんのほうはと言えば、新しい彼氏さんと子供ちゃんと３人でよくデートに行っているようです



子どもちゃんもすっかり懐いているとの事でした



夜の営みのほうは相変わらず不満があるそうで、かなり淡白な彼氏さんの愚痴を聞かされます


そのときの不満解消にボクが駆り出されるわけです




ボクのしつこい行為はハルナちゃんのお気に入りなんだそうです



旅行のあとの密会は数回だけですが、毎回ヘロヘロにしてからの本番行為という流れにハルナちゃんは大満足なのだそうです



そのような感じなので、アキさんとは３日にいちどのペースで密会


ハルナちゃんとは2週間に１回程度の密会が続いていました



ふたりの間でどう話しが繋がっているのはわかりません