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レスさんとシンママちゃん
第1章 お店のスタッフ
「あら、ジロウくん!今日はウチの店なの?」


「おつかれさまー、アキさんちょっと事務所借りるよ」


アキさんはぼくより2つ上で30代後半のベテランスタッフ


店舗を何軒も経験していてこの人が、いればお店はまわる


細身の女性でショートカットの明るい快活な人だ



歳も近いので、仲良しさんである



初めて会ったときは「ついに歳下の主任が現れたかぁー!、私も歳くったなぁー!」と嘆いていた



前任のおじさん主任とは反りが合わなかったらしく、担当がぼくに替わってからは気に入られていた


ちなみにお互い独身



「店長は?」


「あっちの仕事よ……、あんまり上手くいってないみたい……」



ここの店長さんもオジサンなのだけれど何かしらの別の副業をしていました


本当はダメなんだけど……


その副業はほくの前任の担当者も知らない


店長さんとは仲良くなってからこっそり打ち明けてくれた


親くらいの年齢の店長さんから黙ってて!とお願いされ、こちらも頭ごなしに怒るわけにもいかず


●売り場は維持する
●スタッフはきちんと入れる
●将来的にこちらの職に集中出来るよう、副業のほうは段階的に規模を小さくしていく


という条件を出して黙認していた



店長さんとはもともとよく喋る関係だったので内情も知っていた

昔の借金がもう少しで返済完了目前まできているらしい


こちらも金がまわらす不正行為を見つけたくもない



そんなわけで店長不在の時間が多い店舗だったので、ベテランスタッフのアキさんとはよく話しをする関係性だ



「アキさん、入り口のあの商品はもう季節終わるカテゴリーだから早めに撤去して
 代わりにいったんコレを積み上げといてよ
 来週新製品が入ってくる予定だから、入荷したらここに新製品を積み上げて」



「ハーーイ、すぐやりまーーす!」



アキさんは他のバイトの女のコに指示して二人で売り場替えを始めた


ぼくは駐車場に出て、かんたんなゴミ掃除してから雑草抜きをする



「え?ジロウくん!そんなの私らがするからいいよぉ〜ッ!事務所で仕事してッ!」


「いいからいいから、ちょっとだけ片付けたらすぐに仕事に戻りますよ」


30分くらいのつもりが夢中になって1時間ぐらい作業してしまった!


あわてて事務所に戻ります






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