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愛されすぎて
第2章 気になる存在
会う度にせつない顔で私を見つめる颯太くん

どうにかしてあげたい
その思いが日増しに強まっていく


半年経ち我慢の限界だった
カレーの鍋を持って颯太くんの家を訪れた
嘘だとバレバレなのに
「カレー作り過ぎちゃいました
もし良かったら一緒に食べませんか?」

「颯太は甘口しか食べられないから」

「私も甘口しか食べられないんです」
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