この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
not erotic love stories
第20章 別れのシーン:雨宿り(第二話)十年目のラブストーリー
※※※※※※※※※※※※※※※
俯いた顔から、長い睫毛が覗かせていた。
 
彼女から受け取った別れの言葉をどう返していいか分からず、俺はただ呆然と見つめている事しか出来なかった。

世界中の恋人達に訪れる別れ話の理由等、ほとんどがたわいの無い物なのだろう。

ただ若い二人にとって、そんな簡単な問題にさえ答えを見つける事は難しかった。
立ち去る彼女の後ろ姿に声をかける事も出来ず、日が落ちた公園から俺は力無く歩き出した。

彼女の最後の言葉が俺の頭の中をグルグルかけ巡り、アパートの自分の部屋にどうやってたどり着いたのかさえ記憶に無かった。
/615ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ