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not erotic love stories
第25章 イヤな奴:雨宿り(第三話)薄くなった男
こんな時は赤字でもいいから受注する。
そのかわりメンテナンス契約等で将来的に資金を回収できるから、何パーセントまでならいいか等、具体的に数字を上げるべきなのだ。

そうすれば、たとえ受注できなかったとしても、次回の入札の参考データにできる。
結果論しか言わない野球解説者のように、お気楽で無能な管理職が多い。

男は自分なりにメンテナンス契約等の計算をやり直して、受注金額を書き直した。
それでも二割等、とんでもない話であった。
 
その作業でその日は深夜まで残業するハメになってしまった。
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