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not erotic love stories
第25章 イヤな奴:雨宿り(第三話)薄くなった男
今年で三十二才になる。
まだ、独身である。

不況で新人が入って来ず、経費削減のため部下もつけてもらえずに一人きりで作業をしている。

なまじ効率良く仕事をするため、人が出来ない難しい物件を持たされてしまう。 
絶えず仕事の緊張感にさらされている。

男はこの頃、鏡を見る度にため息をついてしまう。

年々薄くなっている。
気が弱くなったのはこれが原因なのだろう。
 
元々体質的なものはあったのであろうが、仕事のストレスで急に髪の毛が少なくなってきている。
何か自分の生気も一緒に抜け出ていくようで、気が重い日々が続いている。
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