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not erotic love stories
第25章 イヤな奴:雨宿り(第三話)薄くなった男
「高橋君・・・チョット」

男は喉元に重い物が引っかかった気分で席に向かった。

「悪いんだがね・・・。このA社のクレーム処理の件だけど、君、何とかできないもんかね」

男の背中にねっとりした汗が流れた。

この物件は課長が無理矢理利益を上げようと、コストを下げるため新人に命じて安易に仕様ダウンさせた製品を発注した物だった。 
案の定、トラブルが発生してカンカンになったA社がクレームをつけてきたのであった。
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