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not erotic love stories
第25章 イヤな奴:雨宿り(第三話)薄くなった男
「毎日、大変ですね」
えくぼのある可愛い顔から、白い歯がこぼれていた。

「あ、ありがとう」

男は顔が赤くなるのを隠すようにコーヒーをすすった。
暖かさが胸の奥までしみ込んでいくようだった。

同じ課のフロアキーパーの谷口ゆりである。
 
今年で入社三年目になるが、良く気が付き、気立てもいい。
若さに溢れ、明るい笑い声が男の心を浮き立たせてくれる。

だが恋を打ち明けるには年の差と、頭髪の薄さが男を臆病にさせていた。
スタイルのいい後ろ姿を見送っている自分に焦れったさを感じていると、イヤな声で現実に戻されてしまった。
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