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マッスルとマシュマロ
第2章 疼き
恥ずかしいのに、こんな、いやらしいこと・・・恥ずかしいのに・・・気持ち良くてたまらない・・・。
そのスカートの中の、右手の中指の動きが速くなる。
ぬるぬるとした愛液をつけた中指をぷるぷるぷるぷると、高速でクリトリスを弾くように動かしはじめる。
電車は減速を始める。
指はそれに反比例するようにスピードを増した。
(あんっ・・・わたし・・・こんな、電車の中で・・・ああっ、いっちゃう・・・!)
喉奥から、声が漏れ、その身体が跳ねるように痙攣した。
「んんっ・・・」
華はイッてしまい、痴漢の指を痙攣する腿で締め付ける。
痴漢は、華がイッだことに、満足したのか、指を抜いた。その抜ける感触にまた腰をひくつかせてしまい、身体に力が入らず、バーに縋り付いた。
その時、駅のホームに電車が入り、痴漢が優しく華のスカートを整えてた。電車がホームにつき、ドアが開いく。
華は、すぐにホームに降り、前にバッグを抱えながら、痴漢に顔を見せないように電車に背を向けてよちよちと歩き始める。
腿の付け根にパンティとストッキングが下されたままの状態で、イッてしまった股を擦り合わせるように歩く。
それがまた、華の体を刺激して、たまらなくなりながら、なんとかトイレにたどり着いた。
個室について恐る恐る自分の淫部を触ってみると、恥ずかしいほどに濡れている。
それを拭いながら、華はまだ、淫な妄想から逃れられずにいた。
あの、私の、太ももに当たっていた、硬くて大きなものを、ここに入れられたら・・・。
華の身体の奥の疼きが一段と増していた。