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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第30章 呪われた王宮(呪われた王宮)
「ルナ女王様、バンザーイ・・・」

今叫んでいるキエフもその一人であった。
相変わらずの髭だらけの顔をクシャクシャにして、女王の名を呼んでいる。

何故か女王の顔を見ているだけで身体中が熱くなり、忠誠心が涌き出てくるのであった。
そう、まるで恋をしているかのように。

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