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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第59章 飢饉(アズート)
(すげぇ・・・いいぞぉ・・・なんて、いい女になったんだ)
アズートは心の中で叫びながら、柔和な表情を崩さないよう必死に自分を抑制した。

「そうでしたか・・・それは光栄なことです」

穏やかな声と話し方は、マチルダが幼い頃に慕っていた僧侶そのままだ。
王妃は皺がれた男の手を取り、強い口調で懇願した。

「お願いですっ・・・どうか、我が国の司教として王宮に来ていただけないでしょうか?」
マチルダは確信をもって男を誘った。

噂通り、男は怪我人や病気の人々を治していたのを目の当りにしたのだ。
この方を司教として王宮に向かえれば、きっと国は救われると思ったのだ。

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