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熱い視線に身体が疼く
第2章 奇跡の再会
そしてまたため息をついた。

「なあ、さっきプライムの風斗って、言ってたよな。」

「うん。」

「それって、あの人?」

私は窓の外を見ると、げっ!と思った。

あのプライムの風斗が、帽子もサングラスもしないで外にいる。

「何やってんの!」

話しかけると、風斗と目が合った。

「よ!ちょっと、来いよ。」

私は窓から出していた顔を、引っ込めた。

あそこに、プライムの風斗がいる?そして私を呼んでいる?

「どうするんの?」

「ちょっと行ってくる。」

私は直立不動で部屋を出て、急いで階段を降りた。

ビルの外に出ると、風斗が手を挙げる。

「ちょっと、少しは変装してよ。」

「俺、そういうの嫌いなんだ。」
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