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いんらん荘の蘭子さん
第2章 セックスレッスン
「焦らス?」
イッチナーくんが私の言葉を聞き返します。

「アソコの周辺部の、あまり性感帯じゃないところを舐めるの。 陰毛の生え際とか、大陰唇の外側とか…」
私はイッチナーくんに説明します。

「そんなところを舐めて、どうなるのデスカ?」

「焦らされてると、もっと快感が欲しくなって、神経が鋭くなって、敏感になるの。 そして、腰が自然と動くわ。 そのときを見計らって、一気にクリトリスを吸い上げてるの」

「はい」
イッチナーくんはそう言って、私のワレメに両手の指を添えて、ワレメを押し広げます。

でも、ワレメに舌を這わせず、鼠径部にキスします。

太ももの付け根…鼠径部…恥丘…
私の核心部を避けるように、イッチナーくんの舌がチロチロと這います。
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