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いんらん荘の蘭子さん
第5章 穴兄弟
私は五十嵐くんのオチンチンから口を離し、五十嵐くんに言います。
「押し入れに隠れてっ!」

五十嵐くんはこの部屋に入ったときには、ドアのカギを掛けませんでした。
私とのセックスのために何度もこの部屋に来ている三宅くんは、遠慮なくすぐにドアを開けるかもしれません。

下半身丸出しの五十嵐くんが押し入れに隠れ、私がブラジャーとキャミソールを下して胸を隠したのと同時に、ドアが開きました。
ブラウスのボタンを留める時間はありません。

「家賃を支払いにきました」
三宅くんがドアから顔をのぞかせ言いました。

「あ…そ…そうなの」
私は焦りつつ応えます。

「なんだか蘭子さん、エロいです。 ブラウスもはだけてて…」
三宅くんが私の身体をジロジロと眺めます。
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