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NTR人妻強制淫交
第2章 思わぬ誤算
「あいつら、僕と芽衣さんが本当の夫婦か疑ってるんだ」

「どういうこと? さっき書類は見せたんでしょう?」

芽衣が言った。

「そうなんだけど書類だけじゃ、あてにならない。証拠を見せろって言ってる」

「証拠っていったって他に何があると言うんですか?」

「つまり、その……」アシュラフは一瞬言い淀んだあと、「夫婦ならしてることがあるだろう。それをやって見せろって言ってるんだ」と言った。

「な、なんてことを――!」

芽衣が絶句した。俺も怒りで頭がカーッとなった。なんて破廉恥なことを言うやつらだ。

「そんなのできるわけないじゃないですか。たとえ本物の夫婦だってできないわ、そんなこと。人前でなんて」

芽衣も珍しく怒気を含んだ声を出した。

「僕もそう思った。だからそう言ったんだ。でも、あいつら、できないなら、お前たちは夫婦じゃない、連行するって言ってきかないんだ」

「連行されたら、私たちどうなるのかしら」

「わからない。おそらく適当な理由をつけて拷問されるだろうな。生きて帰れる保証はないと思ったほうがいい」

「そんな……」

芽衣が美しい顔を歪めた。
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