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NTR人妻強制淫交
第2章 思わぬ誤算
芽衣が顔をアシュラフに向けた。

「アシュラフさん、お願いがあるの」

「なんだい」

「なるべく早く終わらせたいんです。だから……」

「わかった。がんばるよ」

「服も着たままでいいですよね」

「もちろんだよ」

「ありがとうございます。それと避妊だけはちゃんとして欲しいんです。サイドテーブルの引き出しに入ってるから取ってくれませんか」

アシュラフは頷くと、手をベッド脇のテーブルに伸ばした。すると、小太りの男が威嚇するように「ウー」と唸り声を上げた。アシュラフが動きを止めて、彼に何か言っている。小太りの男が言い返してくる。結局、アシュラフはテーブルから何も取らずに手を離してしまった。

「どうしたの?」

「ダメだって。おまえ、さっき中に出してるって言ってたじゃないか、いつものように中に出してやれって」

「嘘でしょう――」

芽衣が再び絶句した。顔が泣きそうになっている。

「あんなこと言わなきゃよかった。ごめんよ」

アシュラフの顔も苦渋に歪んでいた。
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