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ターゲットはシニア
第5章 その4
「なんやこのマ〇コ!乾いとるやないかい!」
 男はペッと手につばを吐いて、それを己の肉棒にこすりつけて、その粘り気の力で再度侵入。男は痛くないのだろうか。私はとっても痛いのに。
 私は口の中のものを吐き出して叫び声をあげた。すると誰かが怒ったような声を出して、下着か何かを私の口に押し籠めた。

 辱められること。集団レイプ。私は心のどこかで、いつかこんな目に遭うのを予感していた・・・。

 ・・・テレビの音が聞こえる。
 うっすらと意識が戻ってきた。痛みと恥ずかしさで気を失っていたみたい。
 ゆっくり起き上がって下半身を見ると、痛みがあるところ二箇所から出血したあとがあった。
 男たちは私をおもちゃにしてスッキリしたのか、四人それぞれ好きな格好でテレビを見ているようだ。
 私は痛みをこらえながら、着ていたものとバッグを探した。でも見当たらないの。仕方ない、私は身を隠すものを何も持たず、よろよろと立ちあがった。
 床のきしむ音で、男たちはこちらに顔を向けた。

「お兄さんたち、もういいかしら。そろそろ帰らなきゃ。マネージャーが心配してるわ」

 男たちはニヤニヤして、怖がらなかった。
「 演技なんかせんときや。あんたが独りで商売してることくらい、わかってんのやさかい。それに家族に心配されることもないやろ。わしらはお前みたいな腐れマ〇コのことは、見たらすぐにわかるんや」

 ぐっ・・・。
「わかった、私が悪かったわ。訴えたりしないから、服とバッグ返して」

「わかってねえじゃん」
 中野からブーと呼ばれた、六十歳くらいの太った男がヘラヘラしながら言った。
「あんたはわしらのおもちゃや。遊びとうなったときに居てもらわな困るねん」

「か、帰さないつもりですか?」

「おばはん、あんたわしらの奴隷になったんや」

「 奴隷?」

「そや。わいら男に出来んことをやってもらう。公衆便所になってもらうだけやない。それこそ便所掃除、風呂掃除、それに同じ奴隷の世話とかな」

「奴隷って、他に誰かいるんですか?」


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