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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜
第3章 性教育
 絶頂の余韻に浸りながら、乱れた髪を整えつつ上半身を起こす理恵。傍らで放心している茉由に向かうと、

「フフ、気持ちよすぎて、ママいっちゃった」

 と、娘を抱き寄せた。

「……いっちゃった? いっちゃうってどういうこと?」

 茉由は素直に思った疑問を口にする。

「うーん、どう説明していいのか分からないけど……茉由もエッチしてみれば分かるわ」

「……うん」

 そう返事はしたものの、茉由は納得し難いものを感じていた。

「じゃあ、今度はママがパパを気持ちよくしてあげる番ね」

 そう言うと、理恵は武司にベッドへ横たわるように促した。

 さっきとは逆に、理恵が武司に屈み込み、彼の身体中にキスする。舌を出し、乳首をチロチロと舐め、徐々に下半身へ顔を移動させる。そして、今彼が唯一身に着けているボクサーパンツに手を掛けた。武司が腰を浮かせると、そのまま引き降ろして脱がせた。

 すっかり屹立している男性器が、茉由の目にも入った。

(うわ……)

 驚きの表情で見入る茉由。

「茉由は男の人のおちんちん見るの久しぶりでしょ。前のお父さんと一緒にお風呂に入った時以来かな」

 理恵が訊く。だが茉由はその時の記憶は一切なかった。まだ物心がつく前だったからだ。

「――お、覚えてないよ」

 茉由がそう答えると、

「あ、そうか。まだ小さかったもんね」

 理恵は苦笑する。

「じゃあ、今初めて見たようなものね」

「うん」

 横たわり、性器を晒している武司は、母親の理恵だけでなく、娘の茉由にまで自分のモノを見られている現状に、微かな興奮を覚えていた。

 ――なに考えてるんだ、俺は。彼は自省した。


(この後どうするんだろう?)

 茉由は好奇心いっぱいに、夫婦の行為を見守っている。やがて母親は長い髪を押さえながら、武司の股間に顔を近づけた。

 もう片方の手で彼の怒張した陰茎の根本を支えると、舌を出して先端をチロチロと舐めだした。女性が男性器に対して行う口淫、フェラチオである。

(え? ママも?)

 先ほどは武司が母親の股間に顔を埋め、排泄器官の周囲を舐めていた。

 そして今度は母親までもが――茉由はますます混乱していた。

(あれ? ひょっとして、女のアソコや男の人のおちんちんって汚くないのかな?)
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