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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第6章 オフィスメイド 吉村 麻衣
 数日後、土井は、オフィスメイドの専用電話に、出資8家の一つである吉田家の当主から連絡を受けた。吉田家は、江戸期から播磨に広大な山林を持つ林業家であったが、昭和の高度成長期の頃に、割高な国産材から外材への切り替えが進むのに合わせて、木材の輸入販売の商社を設立し、現在では、それが家業の中心となっている。

 「土井さん。4ヶ月近く、インドネシアとカナダに長期出張が続いてね。やっと帰ってきたんだけど、向こうにいる間は、何かと不自由してね。来週、そちらでニューヨークの投資銀行との打合せがあるそうなんで、その後、オフィスメイドのお願いをしていいかな。」

 「長期のご出張、お疲れ様でした。実は、お留守中に、社員の関口美穂が退職しましてね。嬉しいことに、久松さんの再婚相手に納まりまして。そして、入れ替わるように、1人入社しておりますので、吉田さんのお相手をさせたい思います。実は、オフィスメイドのご奉仕は初めてですので、よろしくお願いします。彼女、吉田さんもご存知の<ラ・シンセリテ>の綾子ママの所にいたんですけど、ママの推薦もありましてね。」

 「そうでしたか。どんな娘(こ)か楽しみですね。よろしくお願いします。それにしても、久松さんと美穂さんのことは、本当に良かったですね。」と、電話口で、吉田の声が弾んだ。

                   ☆

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