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ふぞろいのザクロたち
第8章 裏取り引き
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「もう濡れているんじゃないか?」
「濡れてなんかいないわ」
緑川が恵美里のスカートのホックを外した。
音もなくフワリとスカートが
恵美里の足元に落ちた。
笹岡が無言で恵美里の股間を指差す。
京塚広にもっとアップで股間を撮れと言っていた。
仕方なく広はレンズを
恵美里の股間ギリギリまで寄せた。
「濡れていない?本当かなあ」
緑川がショーツをグッと上に引き上げた。
引っ張りあげられたショーツは
恵美里の股間に食い込み
見事にタテスジを浮き上がらせた。
『えっ?まさか?…』
広はさらにズームアップさせた。
タテスジに食い込む部分が、
わずかに湿って布地の色が濃くなっていた。
『恵美里…感じているのか?』
そんな男の愛撫に
股間を濡らしているなんて…
広は嫉妬とも怒りとも言えぬおもいで
勃起してしまった。
なぜだ?何故こんなに興奮するんだ…
実際に自分が恵美里を
愛撫しているわけではないのに
凌辱されている恵美里に異様に興奮した。
「可愛いショーツですね」
緑川が恵美里をクルリと反転させた。
豊かなヒップがカメラに収められてゆく。
「Tバックが似合いそうなお尻だね」
緑川がショーツの両サイドを尻の谷間に埋めた。
即席のTバックが出来上がった。
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