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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第15章 快楽という名の檻
卓司は掴んだ腰から手を離した。
すぐに花怜は腰をもじもじと揺らしてくる。
卓司は突き上げない。
両手を花怜の乳房に這わし、ねっとりと揉み込んでいく。
いかにもキスを迫るように顔を近づけると、花怜も応えるように唇を寄せてくる。
その唇に唇を押しつけると後ろへ逃げていく。
そして、また寄せていくと啄みまた逃げる。
追いかけっこのようなキスを繰り返していった。

花怜は肩に置いていた手を義父の首に回していく。
逃がさないと義父の頭に手を添え、傾げるように唇を重ねていった。
義父が唇を開くと自ら舌を差し込んでいく。
花怜から舌を絡めていくのは初めてだった。
切なくはなを鳴らしてしまうのは、義父の親指が尖った乳首を弾くように捏ねているから。
唇を噛み合わせるように重ねながら激しく舌を絡ませ合っていく。
花怜の腰は弾んでいった。
それでも義父は突いてくれない。
唇を…糸を引かせながら舌を離していくと、義父の耳に口を寄せて囁いていく。

「意地悪…はぁ……もう……逝かせて……お義父さん……」

卓司は一度だけ突き上げた。

花怜は喘ぎ背中を仰け反らす。

「私の贈った下着を着けてくれるのかい?…」

「……それは……でも……ぁんっ……」

また一度だけ突き上げた。

「……お義父さんっ……ずるいっ……」

「着けてくれないのか?…」

焦れたように腰を揺らす花怜の腰を再び掴むと、ゆっくりと持ち上げていく。

【抜いちゃ、やぁ…】

嫌々と花怜はお尻を振っていく。

「着るっ…着るからぁ……」

卓司はニヤリと口許を歪めると横に花怜を倒していく。
ロングソファに仰向けにさせると、花怜の左脚を背凭れに持ち上げながら…

「約束だぞ…」

そう囁くと、右膝も外へと押し退りながら腰を打ち付けていった。
背凭れに引っかけた脚が弾むと同時に花怜が大きな喘ぎ声を上げる。
亀頭を子宮口に押しつけたまま小刻みに腰を震わせ…不意に深く引き、上っ面を擦り上げる。
ひと突き、ひと突き角度も深さも変えていく。
深々と突き刺しては子宮口を捏ね回し…また貫かんばかりに打ち付けていく。

花怜は左手でソファの背凭れを…右手は膝を掴む義父の手をきつく掴んでいた。
多彩な責めに翻弄され続ける。
自らの身体がどう波打ち、くねらせているかもわからなかった。
逝かせてとねだったのに、小さな絶頂の連続に身を焦がしていく。
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