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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第17章 夫婦の寝室
花怜は必死に声を絞る。
囁くような訴えも、感じてしまう吐息までは抑えられない。
口を手で押さえても義父は背後から腕を掴んでくる。

「…ぁっ……っん……んんっ……」

卓司は花怜の腕を掴むとベランダを見渡した。
隣室との境目は防火壁になっている。
にやりと口許を歪めると、そこに向かって歩き出した。

「やぁっ……んんっ……んんっ……」

一歩毎に義父は深く差し込んでくる。
嫌々と首を振りながらも快感は否応なしに身体を突き抜けていく。

【やだ……隣……だめ……戻って……お願い……】

そう思っても防火壁はもう目の前にあった。
万が一の時に蹴破れるようにと薄い壁。
床からは数センチほど隙間も空いている。


黒木は息を飲んだ。
防火壁の向こう…抑えようとしても女の声ははっきりと耳に届いていた。
男の声は低く何を言っているのかまでは聞き取れなかった。

【嘘だろ…ベランダでしてるのか…。まさか今朝の玄関でも……】

黒木は電子タバコを床にそっと置いて防火壁にサンダルを脱いで近づいていった。
掠れたような、それでも艶のある声に吐息。
男と女が交わる音。
喧嘩などではない…薄い壁こ向こうで何が行われているかは明らかだった。

【あの清楚そうな奥さんが……】

隣の美人妻…普段からあんなスタイルのいい女を抱ける旦那が羨ましいと思っていた。
黒木は興奮に股間を熱くしていく。
そして、卑猥な声と音はこちらに近づいてきていた。
もう男の声もはっきりと聞こえ、その音はより生々しく耳に届いてきた。


【許して…隣に聞こえちゃう…】

すぐ近くに隣人がいるなんて思ってもいない。
それでもその危険に怯えている花怜の気持ちなどお構いなしに、義父に後ろからまた囁かれる。

「窓に手をつけ…一緒に逝くぞ…」

卓司は窓側を選択して花怜に手をつかせた。
遮光カーテンのひかれた窓は花怜の顔をよく写している。

「…くぅぅんっ……ぁっ……ぅぅんっ……」

容赦ない突き上げが始まった。
突かれる度にびちゃっとした音と愛液が床に、窓に、防火壁に飛び散っていく。

【無理っ…もうっ…無理っ…】

「いやぁっ……許してっ……お願いっ……ぁんっ……」

「はぁっ……そんなに濡らしてっ…嫌じゃないだろっ……」

花怜は嫌々と首を振りながら願うしかなかった。
誰もいないことを…どこの窓も開いていないことを…。
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