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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第22章 羞恥の海水浴
長い射精が終わると、ようやく唇を離した。

花怜は息を乱したまま義父を睨んでいる。

「信じらんないっ…こんなことするなんて…私まで変態って……」

「そんなに怒るなよ…いつもより締めつけがきつかったぞ…」

「お義父さんが興奮し過ぎてそんな風に思っただけでしょっ……もう絶対に外でさせてあげないんだからっ…」

卓司はむきになる花怜に苦笑いを浮かべるしかなかった。

【まぁ、でも外じゃなけりゃさせてくれるってことか…】

「いつまで乗ってるんですか…重たいんですけど……」

花怜は間違いなく怒っていた。
それでも、見ず知らずの男の人の精液をかけられると思った瞬間、義父がそれを阻止してくれたのはどこか嬉しかった。

【嬉しかった…うん、きっとそう……】

この時の気持ちをまだ自分で理解できないでいた。

「わかった、わかった…じゃあ、帰ったら二人きりでな…」

ゆっくりと身を起こして、肉棒を引き抜いていく。
大量の精液がシートに溢れ出していった。


花怜も身を起こすと、キョロキョロと辺りを見回した。
誰の気配もないことに少しだけホッとした。

シートの隅にあるバックからバスタオルを取り出すと身体に巻き付ける。

「お義父さん…私の水着取ってきて……」

花怜は拗ねたように言うと…

「別に構わんが、海で身体を流した方がよくないか…」

花怜は確かにと思いながら顔をしかめると立ち上がった。
穏やかに打ち寄せる波に浮き輪が揺れていた。
サザエが重石になっていたみたいだ。

二人は海水で体液を洗い流し、水着を着て来た時の姿に戻る。
海の家でシャワーを浴びてから家路についた。

駐車場までの間、辺りを見渡してみてもあの二人の姿は見当たらなかった。

「お義父さん…お酒抜けてますよね?…」

助手席に乗り込むと花怜は声をかける。

「あれだけ激しく運動したからな…すっかり抜けてるよ…」

ニヤニヤしながら答える義父に

「お義父さんのばか……」

「ふんっ…花怜も疲れただろ…もう何もしないから寝ててもいいぞ…」

【そういえば、あの二人の前じゃ名前を呼ばなかったよね…】

やはり義父はへんなところで優しいと思いながら…

「心配なので起きてますよ……」

「サザエご飯、お義母さんに教えてもらわなきゃ……」

どこにでもいそうな義理の父娘のように会話をしながら車は走っていった。
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